2.5次元って言葉考えた人は天才4-舞台リコリコ感想OP・ED編-
あれからアニメイト版ブルーレイを予約しました。
せっかくするなら会場予約で特典のポスターも欲しかったなとか7月まで生きれるかなとか色々考えちゃいましたが今から届くのが楽しみです。
今回はOP・ED編です。
初観劇の私にとってはかなり衝撃的だったので今回の題材にしました。
さて、舞台を初めて見るにあたって観劇前にこんな疑問を抱いていました。
「舞台のOPとEDってどうするんだ・・・?」
アニメにとってOPとEDは初めの盛り上げと締めに大きく影響するものです。
特にリコリコの「ALIVE」と「花の塔」は個人的にもかなり好きな曲で毎回飛ばさずに見ましたし舞台とはいえこの曲がかからなきゃ始まらないし締まらないよなぁと。
とりあえずアニメ版の映像とかがバックに流れるのかなぁと勝手に思っとりました。
そんな想像は全部吹っ飛びました。
「ALIVE」のイントロが流れはじめ整った環境で流れる大好きな曲、舞台という限られたエリア動いて踊るキャラクターたち。
もうOPから泣きました。
私自身、結構音楽で気分が動くタイプでして。
素晴らしい音響で聴く「ALIVE」でまず気分が高まります。
そして止めはキャラクターたち。
アニメのようなエフェクトや見せ方はできませんが、舞台ならではの演出でリコリコの世界を再現していきます。
サビに入ると数名のキャラクターたちはダンスが入るのですが、これまたいい。
ぶっちゃけダンスなんてするキャラじゃないだろっていうキャラクターも数名いますがそんなの関係ありません。
肝心なのはそのキャラクターたちが全力で生で目の前で動いているという点です。
生で目の前で動き踊る、これだけで「ああ、みんな生きてるぅぅぅ」とオタクは感動してしまったわけです。
お次はEDの「花の塔」
「花の塔」といえば、アニメ劇中でのイントロの入り方が一部で話題になっていましたが舞台版でもしっかりとリコリコらしいイントロの入り方をします。
その後順々に登場したキャラクターたちが登場し一礼していくのですが、その一礼もキャラクターそれぞれの個性が表れていてここでも感情をもみくちゃにされます。
フキは真面目な性格がそのままにじみ出るような一礼だし、吉松は彼のジェントルマンな雰囲気そのままの一礼ですし、真島も吉松と似たような所作なのですが吉松よりもどこか緩くダルそうな真島らしい雰囲気だったりともうここで書ききれません。
そのままサビに突入しOP同様踊って動くキャラクターたち。
私の記憶ではOPで踊らなかったキャラクターも、EDではほぼすべてのキャラクターが踊ってくれます。会場の手拍子も誘って。
またここで泣きます。
好きな曲で会場が一体になって盛り上がってさらには大好きなすべてのキャラクターたちが踊る。
もう感情がグチャグチャです。
そしてEDラストはアニメ版の最終決戦前を彷彿とさせる演出で締め。
ああ、もう完璧・・・。
OPとEDはその作品の入り口と出口です。
本記事冒頭でも書きましたが作品全体の盛り上がりに大きく関わります。
OPでは今から始まる物語への気持ちを高ぶらせ、
EDは今さっきまで見ていた物語をさわやかに締め、ときには次の物語への期待を煽るような役割を果たすことが重要だと私は思います。
舞台リコリコもOPでしっかり盛り上げEDでしっかり締める、しかもED中も続きを期待させるような演出が取り込まれており続編への期待を煽ります。
これを今まで私は画面に映る2次元の世界でしか味わったことがありませんでしたが、今回初めて生の3Dでそれを味わうことができ、その初めてが舞台リコリコだったということに今とても感謝しています。
以上OP・ED編でした。
最初はOPとEDについては書く予定はなかったのですが試しに書いてみたら勢いよくかけたのでそのまま1本感想記事にしました。
次回も勢いのまま何か書けたら記事にしますし、無理そうだったらそろそろ締めに入ろうかとも考えております。
ではまた。