2.5次元って言葉考えた人は天才2-舞台リコリコ感想ストーリー構成編-

1本目のキャラクター編を書くにあたって脇でリコリコ本編流してたんですけど悩みに悩みながら書いた結果5話分の時間を費やしました。

少し高ぶりが醒めてきましたがかえって冷静に文章を書けるようになった感じがするようなしないような。

 

今回はストーリー構成編

舞台版はアニメ版の大体7話辺りまでの話で構成されています。

ただ当たり前のことですが7話分丸々舞台化することはありません。

カットしなければならない部分や話の順序を入れ替えなければならない部分はどうしても出てきます。これはアニメや漫画を原作として実写化するにあたっては致し方ないことで舞台も映画も同じかなと。

 

ただ普段アニメや漫画を観たり読んだりする方ならわかるかと思いますが、実写化映画でいい評判が聞ける作品てかなり少ないじゃないですか・・・。

私もよくそういった類の映画は観たり話を聞いたりするのですが悪い評判の中で1番よく共感できるのが原作がちゃんとあるのに話を改変しすぎていたり重要なキャラクターが削除されていたりといった点。

「あのシーンこそ実写で観たかったのに・・・。」

「推しが出てないんだが・・・。」

といった感想が良く出ます。

 

あとストーリーとは離れますが次に共感できるのがキャラクターの配役がイメージとかけ離れていたりするパターン。

「声とか顔とか完璧に似せろとまでは言わないけどイメージと合って無くない・・・?」

とかとか。

この辺に関してはキャラクター編でさんざん書きましたが、外見から動きまでほぼ完璧に再現していますので心配ナッシング。

 

ストーリーに話を戻しますが、こちらも心配ナッシング。

先述の通りアニメ版と同じ構成にはなっていませんが、戦闘シーンに関してもそれ以外のSNSで話題になったようなシーンはほとんど盛り込まれた構成になっています。

言ってしまえば我々アニメ版のファンが観たいシーンは網羅されています。

そのうえで話の要所要所はしっかり押さえていますので、話を知っている人も知らない人も違和感なく楽しめるストーリーに仕上がっています。

また話も一部順序が入れ替わっていたりしますがこちらも全く違和感なし。

話のつじつまがしっかり合っています。

そして銃をぶっ放したりするような派手なシーンやシリアスシーン、そしてコミカルなシーンが程よいバランス組まれていますのでアニメ版同様、ストーリーのジェットコースターが見事に形成されており飽きることがありません。

もう天晴な構成ですよこれ。

 

それでもって舞台版からリコリコを知った人がアニメ版で得られる楽しみをしっかり残していますのでアニメ版を見ていない人はサブスクなどで是非!

 

またアニメ版を全話視聴した人ならわかると思いますが、アニメ8話以降から最終話までで回収される伏線が舞台版でも多く張られていますのでこれはもう続編を期待しっぱなしです。

続編を観るまでくたばれません。

 

 

ということで今回はストーリー構成編ということでこの辺で。

次回色々と細かいところの感想を書いて終わりかな。

よければ最後までお付き合いください。

 

p.s

伏線要素で今しがた声上げちゃったことが1つ。

舞台版エンディングで真島さんがライトアップされる場面があるのですが、何か手に持っているんですよね。

2回ともS席でそこそこ前列で観劇したんですけどはっきりと何を持っていたかまではわからなかったんですよ。

かろうじてキープレートが付いた鍵みたいなものとしか認識できなくて。

でも今本編見返してわかりました。

あれロボ太から渡されたキーホルダー付きのUSBメモリでは・・・?

8話以降につながるアイテムをエンディングで持たせちゃってる時点で続編濃厚では???

そんな勝手な妄想でした。